歯を失う2大原因とは
日本人が歯を失う原因のおよそ66%はたった2つの病気によるものです。
上記内容はこちら(厚生労働省の関連ページ)にて確認できます。
たった2つの病気とは『むし歯』と『歯周病』です。
では、むし歯と歯周病とは一体どのような病気なのでしょうか。
歯を失う2大原因:むし歯
むし歯とは、お口の中の細菌が作り出す酸によって歯を構成するカルシウムが溶かされ、
歯に穴が開いてしまう病気のことです。
初期の段階では痛みや違和感があまりなく、自分では気づきにくいことが特徴です。
歯を家で例えるとすると
- むし歯菌:シロアリ
- むし歯 :シロアリによって壊れた家
家そのものが壊される、という現象です。
むし歯については下記のページでも解説しています。
歯を失う2大原因:歯周病
歯周病とは、お口の中の菌が作り出す毒素によって歯の周りの組織(歯ぐきや骨、歯根膜など)が
壊されてしまう病気のことです。
むし歯と同じで初期の症状に痛みがあまりなく、歯ぐきの腫れや出血程度です。
歯を家で例えると
- 歯周病 :地盤がゆるんで家が倒れる
家の周り(地盤)が壊される、という現象です。
歯周病については下記のページでも解説しています。
歯を失う2大原因:むし歯や歯周病を予防するには
前述したとおり、むし歯や歯周病の初期段階を自分で見つけることは
難しいとされています。
重症化するまで放置せずに、歯や歯ぐきに違和感を感じたら
早めに歯医者さんを受診しましょう。
また、むし歯や歯周病を早期のうちに治療できるよう
歯医者さんへの定期検診もお勧めです。