乳歯・永久歯の数、足りていますか?
歯は生後およそ6カ月頃から生え始め、
15歳頃までには生え揃います。(親知らずを除く)
それまでにたくさんの歯が生えたり、
乳歯が抜け落ちたりします。
自分や家族の歯が正常な数なのか、
定期的に確認しましょう。
乳歯の数
乳歯は生後およそ6カ月頃から生え始め、
3歳頃には生え揃います。
乳歯には
- 1番目の歯:乳中切歯
- 2番目の歯:乳側切歯
- 3番目の歯:乳犬歯
- 4番目の歯:第一乳臼歯
- 5番目の歯:第二乳臼歯
この5種類の歯ががそれぞれ上下左右にあり、
5×4=20
合計で20本となります。
6歳頃に永久歯が生え始めると乳歯は徐々に抜け落ち、
最終的にすべての乳歯が永久歯へと入れ替わります。
時折永久歯が存在しない場合があり、その場合は
乳歯を永久歯の代用として使うことがあります。
また、乳歯は永久歯と違ってむし歯になりやすい
ということも大切なポイントとなります。
永久歯の数
乳歯は生後およそ6歳頃から生え始め、
15歳頃には生え揃います。(親知らずを除く)
永久歯には
- 1番目の歯:中切歯
- 2番目の歯:側切歯
- 3番目の歯:犬歯
- 4番目の歯:第一小臼歯
- 5番目の歯:第二小臼歯
- 6番目の歯:第一大臼歯
- 7番目の歯:第二大臼歯
この7種類の歯がそれぞれ上下左右にあり、
合計で28本となります。(親知らずを除く)
ちなみに親知らずは8番目の歯ですが、
人によってはずっと骨の中に埋まったままの場合もあります。
稀ですが人によっては、正常な歯が骨に埋まったまま
生えてこないといった場合もありますので
歯の数が合わない時は歯医者さんでレントゲン写真を撮るなどして
調べてもらいましょう。
歯の数が足りないと何が良くないの?
歯の数が足りないとかみ合わせや歯並びに影響が出てきます。
例えば、
本来かみ合うべき歯がかみ合わなくなったり
歯が足りないことで歯並びが左右で違ってくる可能性があります。
歯の数が足りない場合、どんな治療が必要?
歯の本数が足りない場合、歯科矯正が必要となってくる可能性があります。
また、歯の数自体は足りていても先ほど話したように
骨に埋まったまま生えてこない場合(埋伏歯)は
治療が必要となる可能性がありますので、
歯医者さんで定期的にレントゲン写真を撮るなどして確認してもらいましょう。
歯並びの治療はいつから?
人によって個人差がありますが、
おおよその目安として
小学校に入学する頃(6歳前後)から
歯医者さんで歯並びについて相談することをお勧めします。