予防歯科

予防歯科

むし歯はどうしてできる?

むし歯はどうしてできるのでしょうか? むし歯を作る主な要因として、

  • 歯の質
  • 細菌(むし歯原生菌)
  • 食物(砂糖)

が挙げられます。 この状態で一定の「時間」が経つとむし歯ができるのです。 参照:むし歯 | Teeths – e-ヘルスネット – 厚生労働省  

むし歯を予防するには?

むし歯から歯を守るためには次の方法を行いましょう。

  • 1日2回は歯を磨く
  • 歯を磨く際には歯磨き粉を使用する
  • 使用する歯磨き粉はフッ化物配合歯磨剤にする
  • 歯磨き粉の使用量はメーカーの推奨量を守る
  • フッ素濃度は0~6歳が950ppm、7歳~は1450ppmが推奨
  • 歯を磨いた後は何度も口をゆすがない

また、適切な歯ブラシやデンタルフロス、歯間ブラシを使って 歯に付いた歯垢を除去することも重要ですが、 人によって磨きにくい部位などが違ってくるので 歯医者さんでアドバイスをもらうのがお勧めです。

食生活でむし歯予防?

食事でもむし歯予防ができることを知っていますか? 特に次のようなことを守って食事をしましょう。

  • だらだらと食事をしない(食事中は口の中が酸性になる)
  • 間食の回数を減らす(特に糖質の多い飲み物に注意)
  • 栄養バランスの取れた食事を摂る
  • しっかりと噛んで食べる

何気ない毎日の生活にも、むし歯を予防できる行為はあります。

一気に全てを行うことは難しいかもしれませんが、

見直せるところから少しずつ改善していきましょう。

また、むし歯になりやすい食べ物についても

知っておく必要があります。

むし歯になりやすい食べ物の特徴

世の中にはいろいろな食べ物があります。

好きな食べ物というのは人によって様々ですが、

その中にはむし歯になりやすい食べ物があることを知っていますか?

 

むし歯になりやすい食べ物の特徴として

  • 砂糖が多く含まれているもの
  • ネバネバして歯にくっつきやすいもの
  • 口の中に長い時間とどまりやすいもの
  • こまめに口の中に入れてしまうもの

このような食べ物をよく食べる人はむし歯になりやすい傾向があります。

むし歯になりやすい食べ物

上記の特徴を含む食べ物として、砂糖を含んだ

  • アメ
  • ガム
  • チョコレート
  • キャラメル
  • ジュース
  • スポーツ飲料
  • 乳酸菌飲料

などはむし歯になりやすい食べ物であることを知っておいてください。

しかも、これらを小分けにして1日の間食回数を増やしたり、

ながら食べをして長い時間お口の中に入れておくことで

むし歯になる可能性が高くなってしまうのです。

むし歯になりにくい環境を作ろう

むし歯になりやすい人(特にお子さん)はこれらのいずれか、

場合によってはいくつかの種類を食べていることが多いです。

自分の食生活の中でどういった食べ物に気を付ける必要があるのか

よく考えて、むし歯になりにくいお口の環境を作りましょう。

最良の詰め物・被せ物は

歯医者さんのむし歯治療は、

『歯の悪い部分を除去して代わりの材料に置き換える』

といった処置です。

ですから、銀歯などの詰め物・被せ物は

あくまでも失われた歯の代用品にすぎません。

実は、最も優れた詰め物・被せ物は自分の歯そのものなのです。

フッ素を用いたむし歯予防

歯にフッ素(フッ化ナトリウムなどのフッ化物)を

応用することで、むし歯を作る菌の活動を抑えたり、

歯の表面を強化してむし歯になるリスクを下げることができます。

「自分はむし歯になりやすいから」と諦めずに、

定期的に検診をおこない大切な歯を守りましょう。

歯科健診

お子さんが1歳6か月や3歳になると

市町村による歯科健診があります。

しっかり活用してむし歯になりにくい環境を整えましょう。